猫が自分の尻尾を噛むのはどんな時?
画像:flickr
「猫が尻尾を噛んでしまう、、」そんな悩みはないでしょうか??
小さい子猫が自分の尻尾をおもちゃと勘違いして遊んでしまう様子はとっても可愛いですが、大人になっても尻尾の噛み癖が治らない猫ちゃんもいます。
猫が尻尾を噛んでしまうとき、一体何が原因なのでしょうか。
原因と解決策についてのまとめです。
ストレスが原因で尻尾を噛んでしまう??
画像:flickr
猫が尻尾を噛んでしまう理由の一つはストレスの可能性があります。
猫のストレスにはいくつかのサインがあります。
「過度にグルーミングをしてしまう」「猫の夜泣きが激しい」といった場合にも猫がストレスが溜まっている可能性があります。
グルーミングで体の一部の毛が抜けてしまうなど、自分の体の一部を傷つけてしまう行為を「自傷行為」といいます。
■猫に見られる自傷行為
・過度なグルーミングをしてしまう
・爪とぎをせずに爪を噛んでしまう
・尻尾を噛む
尻尾を噛んでしまう行動も猫のストレスのサインの一種。
遊び道具が少ない、引っ越しなどで生活の環境が変わった、日向ぼっこが十分にできていないといったことが原因として考えられます。
猫はとっても環境の変化に敏感な生き物。飼い主さんが気づいていないところでストレスを感じている可能性があるのです。
猫のストレスの原因を考えてあげ、適切な対処をしてあげる必要があります。
下記の記事を参考に生活環境を整えてあげましょう。
【ストレスの原因は?】
・遊び道具が十分になくストレスが溜まっている??
遊びがもたらす猫への効果とは?おもちゃ遊びの効用。
【おすすめ一覧】猫にとってキャットタワーが必要な理由とは?
・日向ぼっこは十分にできている?
猫に日光浴が必要な3つの理由とは?効果はどんなもの?
・トイレは適切な場所に置いてある?
【猫のトイレ】設置場所の4つの確認事項とは?
・猫の夜泣きが激しい?
夜鳴きや無駄鳴きなど。猫が過剰に鳴く理由は?
また、猫は親や兄弟など親しい間柄の仲間がいなくなった時にも大きなストレスを感じます。
仲間の猫や同居しているペットが亡くなってしまった、単身赴任や引っ越しなどで家族の誰かがいなくなるといった後には飼い主さんがスキンシップの時間を増やしてあげましょう。
ノミやダニが原因の可能性も、、
画像:flickr
また、ストレスだけではなく、ノミやダニが原因といった皮膚のトラブルの可能性もあります。
室内飼いや室外でといった環境に関係なく、猫はノミやダニに寄生されるリスクがあります。
室内飼いの猫でも、飼い主さんが外出中に服についたノミやダニが猫の体についてしまうこともあります。
このような時は、病院へ行ってノミやダニ駆除の薬をもらいましょう。
発情期の猫が尻尾を噛む可能性も、、
画像:flickr
発情期のメス猫にも尻尾を噛む行為が見られることがあります。
不妊手術をしていない猫の場合、発情期には「夜鳴き」が酷くなるなど特有の行動が見られます。
発情期のストレスの現れの一種として、尻尾を噛んでしまうこともあります。
発情期がくるのは生理的なことなのですが、鳴き声や自傷行為がひどい場合には飼い主さんを困らせてしまうこともあります。
不妊の手術をすることが最善ですが、難しい場合にはマタタビをあげるなど、猫の気がそれるようなストレス発散方法で対処してあげましょう。
しかし、マタタビのあげすぎには注意が必要です。
猫が呼吸困難を起こす可能性もあるため、適切な量と頻度で与えてあげましょう。
尻尾を追いかける行動にも注意!
画像:flickr
猫が尻尾を追いかけ回す行為にも注意が必要です。
この行動は、猫が小さい時に、尻尾をおもちゃと勘違いして遊ぶこともありますが、大人猫の場合は原因が異なります。
ストレスのサインの一種のため、尻尾を噛む行為と同じく、適切な対処を飼い主さんが行なってあげましょう。