気になるペットの匂い対策は?
ペットを飼っている人で、匂いが気になるという人もいるのではないのでしょう。
お客さんを家に招いた時や、外出した時、自分では気がついていなくても服にペットの匂いが付いていることがあるかもしれません。
ペットを長く飼っていると自覚はなくなってくることがありますが、飼育していない人と触れ合う時に、部屋の中の匂いや、衣服の匂いが「ちょっと臭う??」と感じているかもしれません。
犬や猫ちゃんの匂いは様々な原因があります。それぞれの対策はどのような事が必要なのでしょうか??
今回は大きな原因である、体臭対策や口臭の原因について対策法を紹介します。
ペット独特の臭いは何が原因??
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そもそも、ペットの独特の臭いは何が原因なのでしょうか?
一つは生理的な現象によって出る体臭があります。
これは、フェロモンと同じようなもの。犬や猫には臭腺があり、そこから独特の匂いを出しています。
よく、犬や猫がほかの仲間を見つけた時に肛門あたりをクンクンする事がありますが、これは仲間の匂いを嗅ぎ分けている仕草。
それぞれの個体から出る独特の匂いを嗅ぎ分けることで、相手を覚える事ができるのです。
また、もう一つの原因はトイレの臭い。
長くペットを飼っている人は慣れてしまっているかもしれませんが、慣れてない人にとっては結構気になってしまう臭い、、。
消臭タイプのトイレも多く販売されていますが、犬や猫の体調や食生活によって臭いはきつくなる事があります、
これらの臭いの原因を知って効果的に対処する必要があるのです。
ワンちゃんには定期的なシャンプーが必要。
猫は自分の体をグルーミングして、きれいにしますが犬の場合は定期的なケアが必要です。
注意したいのがシャンプーの方法と頻度。
過度なシャンプーは、皮脂を必要以上に取り過ぎてしまう可能性があります。
適切なシャンプーの頻度は月2回程度。
皮膚を傷つけないように優しく、マッサージするように洗ってあげましょう。
温度は36~38度程度で少し温く感じるくらいが良いです。
シャンプーは人に使うものではなく、犬専用のものを使ってあげましょう。
人用のものはワンちゃんの肌に合わない成分が含まれており、皮膚病などトラブルの原因となります。
猫ちゃんは基本的に臭わない??
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猫はもともと綺麗好きな生き物。自分で体をグルーミングするため、匂いも清潔に保たれている事が多いです。
そのため、猫ちゃんの臭いがきつい時は、要注意が必要。何かしらの体の不調の可能性が高いです。
1つの要因は、食べ物をうまく消化できず臭いの原因となっている可能性。
エサの食べカスが歯に残ったり、食べ物がうまく消化できずお腹の調子が悪い事が考えられます。
猫は年齢によってエサを変えてあげる必要があります。
成猫期は体の機能も問題なく、どんなものでも喜んで食べますが老猫になった時は消化機能も衰えてきます。
消化しやすい成分や、水分量が多く入っている老猫用のフードに切り替えて上げることも必要です。
また、成猫であっても体調が悪い時にはエサの切り替えが必要。
肉や消化しにくい添加物が多い缶詰などは控えて、水分の多いウェットフードなどを与えて上げる必要があります。
また、もう一つの原因として猫は肛門腺から臭いのある分泌液を出す事があります。
肛門腺の分泌液は、興奮した時などに出る独特の臭いの分泌液。
これは、普段の排泄の際に臭いの成分も排出される事が多いですが、上手く排出されないこともあります。
そのような際は猫の肛門絞りをしてあげる必要があります。
猫ちゃんの肛門あたりにティッシュやタオルを当てて、白い膿のようなものを絞り出してあげます。
しかし、慣れていない飼い主さんにとってはなかなか難しい作業。
肛門絞りは動物病院に行っても行ってくれるので、頼ってみることも一つの手段です。
ペット用の空気清浄機を活用しよう。
空気清浄機はペットの匂い対策としても大活躍します。
最近ではペットの匂い専用の脱臭機能つきの商品も販売されています。
商品を選ぶポイントとしては、吸引力が強く脱臭機能も付いているものが良いです。
また、上手に匂いを取るコツとしては、部屋の空気の通り道になるところに設置すること。
空気の循環が良いことで、匂い取り&抜け毛対策の効果が期待できます。
その他にもできる簡単な抜け毛対策はこちら。
エサの種類によっては口臭の原因に!
ペットの匂いの原因となるのが口臭。
口臭の原因の一番は、普段与えているエサです。
普段の食事の際に着いた食べ物のカスや、歯石などが口臭の原因となります。
現在はペット用のデンタルケアも販売されているので利用も検討してみましょう。
また、普段から犬や猫ちゃんの歯や口内の様子はチェックしてあげましょう。
歯茎が充血していたりする場合は、口内の病気が原因で口臭に繋がっている可能性があります、
このような場合は動物病院に連れて行ってあげ、早急に治療してあげましょう。