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猫の首輪選び。メリット・デメリットとつけ方の注意点。事故対策のためにすべきことは??

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猫に首輪は必要なの?


Marchnwe

猫を飼った際に、飼い主が疑問に思うことは「首輪は必要なの?」ということ。

猫に首輪をつけると、はじめは嫌がる猫が多いです。

首輪をつけずに生活していた猫にとって、急に首輪がつけられるとストレスに感じるもの。

猫が首輪を嫌がれば、飼い主は「首輪は必要?」「室内外だからいらないのでは?」と感じることも多いかもしれません。

今回は、首輪をつけることのメリット・デメリット、その他の注意点についてまとめました。

首輪をつける事のメリットは?

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Tammy Strobel

まず1つ目のメリットとして、飼い猫である証明ができるということです。

室内外の猫でも、やんちゃな猫であれば脱走してしまうこともあります。

室内外の猫は、人に慣れているため、見ず知らずの人にも近寄っていくこともあります。

その際、首輪をつけていれば「この猫は人の家の猫かな?」と気づいてくれますが、首輪がなければ野良猫と思われてしまいます。

野良猫と勘違いしてしまった場合は、餌をあげてしまったり、拾って世話をしようと考える人もいるかもしれません。

また、猫は餌をくれる人をみつけた場合は、その人の場所に定期的に通ってしまうといったケースもあり、頻繁に脱走を繰り返してしまいます。

また、野良猫と勘違いされた場合は保健所に連れて行かれてしまうといったケースも・・・。

健康管理や、脱走の可能性を考えるとこういったケースは避けたい所です。

また、もう一つのメリットとして迷子防止の効果もあります。

脱走して迷子になった猫ちゃんの探すとき、首輪をしていると野良猫と間違われられなくなります。

また、迷い猫の情報を探している時も首輪の特徴は役立つ情報となります。

最近では首輪にマイクロチップが備わっているものもあり、万が一猫が迷子になった際に場所を特定できるものもあります。

手術で猫の体内にマイクロチップを埋め込むという方法もありますが、値段は1万円前後ほどかかります。

一方、マイクロチップ入りの首輪は4000~5000円程度の値段が相場となっています。

手術に比べて安価で済むので、価格に懸念がある人は検討してもいでしょう。

首輪をつけるメリットの3つめとして、ノミ取り効果があることです。

首輪の種類の中には、ノミ取り効果のあるものもあります。

猫にとってノミは天敵。体毛の中にノミが住み着くと猫にとってストレスになってしまいます。

室内飼いの猫でもノミに感染されてしまうケースはあります。

そのため、室内飼いの猫でも普段からノミの駆除に気をつけておく必要はあります。

猫はノミに住みつかれると、皮膚病や、過度のグルーミングを行ってしまうことも。

これらを防ぐため、ノミ取り効果のある首輪は簡単に対策できる手段となります。

首輪をすることのデメリットは?


Elaine with Grey Cats

一方、首輪をする際にはデメリットもあることを注意しておきましょう。

1つは、慣れるまでは、猫にとってストレスになるということ。

猫は清潔好きで、体をグルーミングすることが大好きです。

そのため、グルーミングできない箇所があることはストレスになります。

小さい時から首輪に慣れさせていれば、ストレスにはなりませんが、大人になってから急に首輪をつけると外そうとしてしまうこともあります。

飼い猫には幼少期から首輪に慣れさせてあげることがベストです。

デメリットの2つ目として、鈴付きの首輪は猫にとってストレスとなります。

猫が獲物を捕まえることを避けたり、居場所がわかるように鈴付きの首輪もありますが、これらは猫にとって邪魔な音となり、嫌がってしまうケースが多いです。

猫は音に敏感な生き物。寝ている時も耳は常に音に反応したりと音にはかなり注意を払っています。

寝ているときに首輪の鈴が鳴ると、猫の睡眠が邪魔され、安眠できないことも。

鈴付きの首輪はメリットがないため、避けたほうがよいです。

鈴付きの首輪のメリット・デメリットはこちらの記事をご参考に。

デメリットの3つめとして事故に繋がる可能性もあるとうこと。

首輪を間違ったつけ方をしていたり、サイズがあっていないと事故につながってしまうこともあります。

首輪のサイズや正しいつけかたとはどのようなものでしょうか。

次からは、首輪をつける際の注意点について紹介していきます。

正しい首輪のつけかたは?


Evan Wood

猫の首輪の適切な「ゆるさ」は、人の指が2本入るほどのスペースが適切です。

それ以上となると、ゆるすぎて簡単に外れてしまったり、それ以下であるとキツくて苦しく感じてしまうことがあります。

また、成長の都度、首輪のサイズは調整してあげましょう。

幼少期から首輪をつけていると、成長に伴って首輪が苦しくなってきます。

また、普段遊んでいるときなどに首輪がどんどん苦しくなっていくということもあります。

そのため、定期的に首輪のゆるさ・きつさは調整してあげましょう。

また、首輪をつけていることによって、窒息の事故に繋がるケースにも注意しなければいけません。

猫が遊んでいるときに、家具やケージの金具にひっかかって首がしまってしまうという事故もあります。

猫は、狭いところが好きな習性を持っているため、小さいスペースに顔を突っ込んだりすることもあります。

その際、首輪がひっかかってしまえば重大な事故に繋がる場合もあります。

そのような事故を避けるためにも、安全な「セーフティー」に対応している首輪を選んであげましょう。

「セーフティー」の首輪は、大きな負荷がかかったときに外れるような機能の首輪です。

猫の万が一のことを考えて、「セーフティー」対応の首輪を選ぶことをオススメします。

以上、首輪を選び際のメリット・デメリットや注意点についてでした。
上記の注意点を参考にぴったりの首輪を選んであげてくださいね。