猫はオスとメスで利き手が違う??
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日本人は9割が右利きという統計があります。
右利きの割合は国や文化圏によっても異なり、漢字を使用する文化圏では少し右利きの割合が多くなる傾向があります。
人は右利きがほとんどの一方、猫にも利き手に関するデータがあります。
2009年に英国の心理学者が実験した内容。
研究の内容ではオスは左利き。メスは右利きが多いとはっきり結果が出たようです。
猫の利き手に関する研究とは??
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この実験は動物に関する専門誌、「Animal Behaviour」で発表された内容。
心理学者デボラ・ウェルズは雄猫と雌猫21匹ずつに利き手を調べる実験を行いました。
実験項目は下記の3つ。
①小瓶に入れたエサを取り出す
②猫の頭の上におもちゃのねずみを吊るす
③猫の前でおもちゃのねずみをひもで引っ張る
1匹にあたり100回以上の試行をを繰り返し、反応する手について調べました。
大雑把な作業である「③猫の前でおもちゃのねずみをひもで引っ張る」では両手で反応する猫がほとんどでしたが、細かい作業を必要とする「①小瓶に入れたエサを取り出す」ではオスとメスで反応が異なりました。
その結果、オスでは21匹中20匹が左手を中心に行動を起こし、メスは21匹中20匹が右手から反応したとの事。
オスとメスでなぜ利き手がはっきり分かれるかは、解明されていませんが猫の利き手に関してはっきりと結果が別れたようです。
ホルモンが利き手に影響??
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実験では猫に関する利き手の結果がわかりましたが、その原因については未だに解明されていません。
考えられる一因として、オスとメスのホルモン(男性ホルモン・女性ホルモン)が関係しているのではないかともいわれています。
人は右利きが9割ですが、犬や猫の利き手の割合は半々といわれています。
動物は一般的に使用しやすい手があり、右利き・左利きの区別をすることができます。
犬や馬などの動物の中でも、左利きは一定の割合おり、また雄の方が左利きが多いということがわかっています。
このようなデータから、「オスのホルモンが左利きになる遺伝と関係があるのでは?」という考察がされています。
他の動物でも利き手に関するデータが?
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他の動物でも利き手に関する研究が行われており、ゴリラやオラウータンは右利きが多く、チンパンジーは左利きが多いという研究結果があります。
また、馬にも得意な向きがあり、走るコースの右回りと左回りで個体によって差が出ます。
また、魚にも口が左向き・右向きと区別することができ、右利き/左利きがある可能性もあります。
また、最近ではカンガルーは左利きが多いという研究結果も発表されました。
カンガルーの行動を観察した結果左手を中心にエサを食べたり、毛づくろいをするといった行動が見られたようです。
研究結果の考察によると、野生で捕食の対象となる動物は左脳を中心に使うため右半身を使う機会が多くなります。そのため、空いている左手で細かな動作をすることが多く、左利きが増えたのではないかとしています。
参考:Nikkei STYLE
飼い猫の利き手を調べてみよう。
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オスでメス利き手の傾向が出るため、飼い猫の利き手を調べてみてはいかがでしょうか。
猫は大雑把な作業は両手を使う傾向がありますが、細かな作業を必要とする場合は利き手を使う傾向があります。
瓶に入れたエアを取り出すといった行動の場合は、利き手を使って行動しやすい傾向にあります。
オス・メスで利き手ははっきり出るでしょうか??
愛猫の利き手は知っているかにゃ?イギリスの心理学者によると、オスが左利き、メスが右利きが多いと研究により発表されているにゃ。該当するかにゃ?
— 猫事業部bot (@neko_jigyou_bot) 2017年8月27日
猫にも利き手があるんだぞ。猫パンチする時に出す手がそうなんだ!
— 野良猫太子 (@noraneco_taishi) 2017年8月30日
最近知った猫知識
・オス猫は左、メス猫は右が利き手(足)
・時計の反対周りに周回する。(陸上競技のトラックと同方向)。左右の分岐路があると左側に行く。(人と同じ) 人に寄ってきた時も、時計の反対方向に周回。体の左側を人に密着させる。— たけ_Eva猫化🐱祝エヴァ20年 (@take6) 2017年8月30日
猫にも人間のように利き手があるものの、利き足がありません。
狩りや敵から逃げる際には一瞬のタイミングが命のため、常にどちらの足からでも走り出せるようになっているのです。
ちなみに利き手は性別で傾向が分かれ、オス猫は左、メス猫は右であることが多いです。 pic.twitter.com/WulS10Z3Gg
— 奈良のすごいタオル屋さん ときどき猫 (@sugoitowel) 2017年7月21日
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