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【猫の肥満】おデブ猫は要注意?肥満が原因で起こる病気の可能性は?

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猫の肥満には注意が必要??

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画像:flickr

お家で買っている猫ちゃんは運動不足になりがち。

また、おねだりする姿が可愛らしくついついエサやおやつを多く与えてしまうなんてことも、、。

猫ちゃんも体重管理をしてあげないと肥満体型になってしまうこともあります。

猫の肥満の基準は猫の種類にもよりますが、標準体重の120%を超えてしまうと肥満といえます。

一般的な家猫の平均体重は下記となります。

期間 理想の体重 肥満 痩せすぎ
生後0週間 100g前後 150g以上 80g以下
生後3週間 約300~400g 480g以上 250g以下
生後4週間 約400~500g 600g以上 320g以下
生後3ヶ月 約1~1.5kg 1,8kg以上 800g以下
生後6ヶ月 約2.5~3.0kg 3,6kg以上 2.0kg以下
生後9ヶ月 約3.0~3.5kg 4,2kg以上 2.4kg以下
生後12ヶ月 約3.0~5.0kg 6,0kg以上 2.4kg以下

※生後3週間まではエサを食べないため、体重の変動が大きくはあくまでの目安です。

また、猫の種類によって標準体重の差があります。

体のサイズが小さい猫種・体のサイズが大きい猫種を知っておき、理想体重の120%以上は肥満、80%以下は痩せすぎという参考値になります。

■標準体重が軽めの猫

猫の種類 成猫の平均体重
シャム 3~4kg
シンガプーラ 2.5~3kg
オリエンタルショートヘア 3~4kg
ジャパニーズボブテイル 3~4kg

■標準体重が重めの猫

猫の種類 成猫の平均体重
アメリカンショートヘア 4~5kg
アメリカンカール 4~6kg
ベンガル 4~6kg
ノルウェージャンフォレストキャット 3,5~6kg
シャルトリュー 3,5~6kg
ラグドール 4~7kg
メインクーン 4~8kg

成猫の体重の理想は1歳の誕生日が基準とされます。

そのため、生後12ヶ月の体重を基準に3歳や5歳、それ以降なども体重がキープできるようにしてあげましょう。

猫の肥満には注意が必要なのでしょうか?肥満の原因と対策について紹介します。

猫の肥満の原因は??

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猫の肥満の原因は生活週間から生じるものが多くあります。

「標準体重よりちょっと多いかな?」と感じたら下記の点を注意してみましょう。

1,おやつの与えすぎ
猫の大好きなおやつ。しかし、適切な量は2~3日に一度ほどです。

市販で良く販売されている、「鳥ささみ」や「マグロ」のおやつはとっても猫ちゃんが喜ぶおやつですが、カロリーが多いというデメリットもあります。


2,運動不足
完全に室内飼いになっている猫ちゃんは運動不足になりがち。

室内のみで外に出していない猫ちゃんには適切ば¥な遊び道具を用意させてあげる必要があります。

遊び道具のない環境では適切なス運動による、ストレス発散ができません。

そのため、ストレス発散が食事のみとなってついつい食べすぎてしまいます。


3,加齢による食事量変化
年齢を重ねた猫ちゃんは体重が増えやすい傾向があります。

若い年齢と比較し体の代謝が衰えたり、運動量自体が少なくなるので肥満がちになります。

そのため、猫の年齢が8歳以降を目安に老猫用のおやつや消化のいいウェットフードに切り替えてあげましょう。


4,病気や不妊手術による肥満
猫の中でも病気や手術が原因で、一時的に肥満となる可能性もあります。

病気や手術後が猫も過度のストレスが溜まっていたり、運動量が極端に落ちるため、肥満や痩せすぎの原因となる可能性もあります。

また、不妊手術をした猫はホルモンバランスが大きく崩れていることもあります。

肥満の可能性があればダイエットをしよう!


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猫の肥満は放置しておくと、病気や怪我のリスクを高めてしまいます。

体重の増加により、関節・筋肉への負担が大きくなり怪我やヘルニアなどの可能性が高まってしまいます。

また、糖尿病猫の肝リピドーシスといった生活習慣が原因で生じる病気のリスクも高めてしまいます。

肥満がちになっているからといって、急激な食事量低下や強制させる運動は禁物。

エサをヘルシーなものに変えたり、少しずつ食事量を減らし適切な運動をさせるといった負担の少ない形で対処してあげましょう。