【雑学】猫には不思議な力がある?
飼い猫がときどき、不思議な行動をとるなんてことはありませんか?
例えば、「何をないところをじっと見つめている」これは猫のなかでも代表的な不思議な行動の一つ。
その方向を見てみても何もない様子なのに、なぜかじっと見つめている、、
この行動は理由は一体どんなものでしょうか?
猫が何もないところをじっと見つめる理由は?
猫が何もないところをジーっと見つめている。そんな経験は猫の飼い主さんにとってはよく起こることではないでしょうか。
虫がいるわけでもないし、何か動くものがいるわけでもない。そんなところをじーっと見つめる猫の不思議な行動です。
実は、この行動は猫の色覚と大きく関係しているといわれています。
近年の研究結果で、猫は紫外線を識別できる可能性があると指摘されました。
紫外線を識別できるということは、人間には見えない範囲の色が見えるということです。
猫は視力自体はあまりよくありませんが、見えている色の範囲は人より多い可能性があります。
もともと、鳥類や虫などは紫外線を視覚で識別できることが、以前から研究で明らかになっていました。
非常に優れた色覚を持っていることで、自然の中でもエサを見つけることに役立っています。
紫外線が識別できるとすれば、猫もとっても色覚が優れている可能性があります。
そのため、私たち人間には何も見えていなくても、猫にとっては色の変化が見えているのかもしれません。
また、猫が何もないところを見つめるのにはもう一つ理由があります。
猫は非常に聴覚が優れている動物です。
犬は嗅覚が優れていることで有名ですが、猫は非常に聴覚に優れている動物です。
家の中でも、電気や水道など壁の中の配線で生じているわずかな物音を聞き取っている可能性があります。
そのため、人間には何も感じないところでも猫にとっては音を聞き取っているため気になってじっと見つめている可能性があります。
【第六感?】猫には幽霊が見える?
猫が何もないところをじっと見つめているため、「幽霊が見えている?」と感じている人もいるのではないでしょうか。
上記の猫の視覚や、聴覚によって猫が何もないところを見つめる行為は説明がされていますが、【第六感】を持っている可能性もないとはいいきれません。
オスカー君という猫をご存知でしょうか。
人にあまり懐くことはない猫「オスカー」。しかし、特定の患者のもとではじっと寄り添って寝ることがあります。
その特定の患者とは、死期が迫っている患者のこと。
ある時には、医者でも病気が発見できず、突然死してしまった患者のもとに寄り添っていたこともありました。
そんな不思議な猫の噂を聞きつけて、実際にオスカーの行動を記録したのが下記の本です。
人物の名前や施設名などは、改変してありますが、具体的なオスカーの行動・事例は事実をもとに記録された本です。
猫の行動にはまだまだ不思議なことがいっぱい。
もしかすれば、猫には私たちのしらない不思議な能力が隠されているのかもしれません。
猫にまつわる雑学はまだまだいっぱいあります。