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ハムスターにあげるべきヒマワリの種の量は。与えすぎはNG??

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■ヒマワリの種のあげすぎはハムスターの肥満の原因


画像:flickr

ハムスターのエサとしてヒマワリの種をあげすぎていませんか?

多くの人が「ハムスターのエサといえばヒマワリの種!」と考えているかもしれません。

ペットショップでもハムスター用のヒマワリの種が売られている光景もよく見られます。

ハムスター自身もヒマワリの種が大好き。


動画:youtube

こんな風に可愛くおねだりされるとついついヒマワリの種をあげたくなってしまいます・・。

ハムスターは雑食性で、与えられたエサは何でも食べてしまいます。

ハムスターがヒマワリの種が大好きな理由


画像:pixabay

ハムスターがヒマワリの種を大好きな理由は、脂肪分が非常に高いため。

人間と同じく、高脂肪の食べ物を好みます。

ハムスター用のエサ(ペレット)、通称カリカリよりも高脂肪の食べ物を好む傾向があります。

ペレットは栄養のバランスは取れていますが、ハムスターのとってはあまり好物では無い様子。

ミックスフードとペレットを交ぜて与えても、ペレットばかりを残し、ミックスフードばかりを食べてしまうこともあります。

こういった食生活はハムスターにとってよくありません。

対策としては、1~2週間かけてハムスターの食生活を改善していきましょう。

毎日、少しずつミックスフードの量を減らしていきペレットの量を増やしていきます。

急に与えるエサを大きく変えると、ハムスターにとってストレスとなります。

時間をかけてゆっくり食生活を変える事がポイントです。

ハムスターの肥満はなぜ危険か


画像:photozou

ハムスターの肥満が要注意なのは、様々な病気の原因となるためです。

以下にあげるような病気の原因となってしまいます。

1、腎臓病
腎臓病は高齢が原因でかかることが多い病気ですが、肥満が原因でもかかってしまいます。
病状としては、体重は落ちていく一方、体のむくみが増えていくといったものです。
これは腎臓が正常に機能せず、体の老廃物が排出されないためです。

2、肝臓病
食生活、遺伝などが原因でかかってしまう病気が肝臓病です。
症状としては、食欲の低下や下痢といった症状が見られます。お腹に水がたまってしまう「腹水」といった症状がでることもあります。
これは肝臓に以上があり、栄養や水分が正常に吸収されないため起こります。

3、皮膚病
皮膚病はお腹や背中部分の体毛がはげてしまう病気です。
栄養のバランスが偏ったり、ハムスターが大きなストレスを抱えている際に見られる病気です。
肝臓病や腎臓病と違い、飼い主が見て分かる病気なので異常があればすぐ動物病院に連れて行ってあげましょう。


ハムスターにとって肥満は万病のもと。

「少し太った?」と感じたり、適正体重以上になったり、下記で紹介している肥満のサインがあれば、要注意しましょう。


ヒマワリの種はどれくらいあげればいいの?

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ヒマワリの種の目安は1日3粒程度で十分です。

ほお袋にエサをためる姿は可愛いですが、あげ過ぎには注意しましょう。

また、同じく高脂肪であるナッツやくるみ、マメ類もあげすぎには注意が必要です。

ハムスターは一度肥満になるとなかなか痩せにくい体質をしています。

普段から飼い主が注意をし、ハムスターの健康には気を遣ってあげましょう。